誰かに追いかけられて、必死に逃げている。
走っても走っても距離が縮まらない。
隠れているのに見つかりそうになる。
捕まりそうになったところで目が覚める。
追われる夢は、目が覚めてからも怖さや焦りが残りやすい夢のひとつです。
そのため、
「何か悪いことの前触れ?」
「自分は何かから逃げているのかな」
と意味が気になることもあるでしょう。
夢占いや象徴的な夢解釈では、追われる夢は一般的に、プレッシャー・不安・焦り・避けたいこと・追い詰められている感覚などと結びつけて考えられます。
仕事の締め切り。
人間関係。
やらなければならないこと。
決めなければならないこと。
現実でも「何かに追われているような感覚」があるなら、この読み方がしっくりくる場合があります。
ただし、
追われる夢=必ず現実から逃げている
という意味ではありません。
怖い夢にはさまざまな記憶や感情が組み合わされることがありますし、夢の機能そのものについても現在まだ確定した答えはありません。
この記事では、追われる夢で一般的に考えられる意味を整理したうえで、
知らない人。
知っている人。
動物。
何かわからないもの。
逃げ切る。
捕まる。
隠れる。
といった状況別に読み解いていきます。
まず結論|追われる夢で考えられる4つの意味
追われる夢では、まず次の4つの可能性を考えることができます。
1.プレッシャーを感じている
もっとも一般的な読み方です。
追ってくるものから逃げ続ける夢は、「何かに急かされている」「逃げ場がない」という現実の感覚と重なることがあります。
締め切りが近い。
仕事が多い。
誰かから期待されている。
結果を出さなければならない。
そんな状況なら、この解釈が近いかもしれません。
2.避けたいことや向き合いたくないことがある
追われる夢は、できれば距離を置きたいものと結びつけて考えられることもあります。
話さなければならないこと。
決めなければならないこと。
面倒な問題。
苦手な相手。
「そのうちやらなければ」と思いながら後回しにしていること。
現実でそうしたものがあるなら、「逃げ続ける」という夢の状況と重なる場合があります。
ただし、逃げることが悪いという意味ではありません。
距離を取ることが必要な状況もあります。
3.焦りや時間に追われる感覚
追われる夢では、「早く逃げなければ」という焦りが強くなることがあります。
そのため、時間・期限・遅れへの不安と結びつけて考えることもできます。
予定が詰まっている。
仕事が終わらない。
周囲に遅れている気がする。
そんな時期なら、この読み方が近い可能性があります。
4.脅威や怖さを夢の中で表現している
夢研究には、夢が脅威となる出来事をシミュレーションするのではないか、という「脅威シミュレーション理論」があります。
この理論を支持する研究がある一方で、理論のすべての予測が十分に確認されているわけではなく、夢の機能については現在も議論が続いています。
そのため、「追われる夢には危険に備える生物学的な意味がある」と確定しているわけではありません。
ただ、現実で経験した不安や脅威が、追われるといった夢の形で現れる場合があることは考えられます。
追われる夢は「ストレスがたまっている」という意味?
追われる夢を調べると、「ストレスがたまっています」と説明されることがよくあります。
これは完全に的外れとは言えません。
夢と覚醒時の心理状態との連続性を調べた研究では、心理的ウェルビーイングが低い時期ほど、夢にネガティブな感情や攻撃的なやり取りなどが多く現れる関連が報告されています。
ただし、追われる夢を見た=ストレスが強いと診断できるわけではありません。
たとえば、
前日に追跡シーンのある映画を見た。
ゲームで敵から逃げていた。
怖い動画を見た。
といった経験が夢に取り込まれている可能性もあります。
まずは、「最近、追われているように感じることはなかった?」くらいから考えるのがよいでしょう。
知らない人に追われる夢|原因のはっきりしない不安
顔を知らない人。
見たことのない人物。
誰なのかわからない相手に追われる夢。
一般的には、原因がはっきりしない不安・漠然としたプレッシャーと結びつけて考えることがあります。
「何が嫌なのか自分でもわからないけれど、落ち着かない」
「何となく焦っている」
という状態です。
また、追ってくる人物が特定の誰かではないからこそ、
仕事。
人間関係。
将来。
予定。
など、いくつかの気がかりが重なっている可能性もあります。
ただし、知らない人物が必ず自分の「隠れた一面」を表す、という意味ではありません。
夢では実在しない人物が登場することもあります。
知っている人に追われる夢|その人との関係や感じている圧力
上司。
友人。
家族。
恋人。
知っている人に追われる夢なら、その人との関係や、その人から受けていると感じる期待・圧力がひとつの候補になります。
たとえば上司に追われていたなら、
仕事の評価。
期待。
締め切り。
責任。
などが関係している可能性があります。
家族なら、
家族からの期待。
距離感。
言わなければならないこと。
などが中心になる場合もあります。
2024年の研究では、覚醒時の「ネガティブな対人関係に関する経験」と、追われる夢との間に関連がみられました。研究者らは、追われる夢が一部の対人経験を比喩的に表現する可能性を示しています。ただし対象は160人の1日単位の報告であり、すべての追われる夢を人間関係で説明できるわけではありません。
苦手な人に追われる夢|距離を置きたい気持ち
現実でも苦手だと感じている相手に追われる。
この場合は比較的、その人から距離を置きたい気持ちと結びつけて読みやすいでしょう。
できれば会いたくない。
話したくない。
関わると疲れる。
そんな感覚があるなら、夢の中の「逃げる」という行動と重なることがあります。
一方、相手本人より、
その人と関わるときの緊張。
評価される感覚。
断りにくさ。
などが中心になっている場合もあります。
「その人が嫌いだから夢に出た」とだけ考えなくてもよいでしょう。
好きな人に追われる夢|恋愛運ではなく、関係への意識
好きな人や気になる人に追われる夢を見ると、「相手も自分を好きという意味?」と期待することもあるかもしれません。
夢占いでは恋愛運と結びつけて説明される場合もありますが、夢から相手の気持ちを知ることはできません。
自分自身がその相手を強く意識している。
関係がどうなるか気になっている。
距離が近づくことに期待と不安の両方がある。
といった可能性のほうが考えやすいでしょう。
また、好きだけれど実際に距離が近くなるのは少し怖い。という気持ちがある場合には、「追われる」という形になることも考えられます。
元恋人に追われる夢|過去の関係や記憶
昔付き合っていた人に追われる。
この場合、「まだ未練があるのかな」と思うかもしれません。
その可能性もありますが、それだけではありません。
元恋人との関係で感じた、
緊張。
寂しさ。
楽しかったこと。
嫌だったこと。
別れた頃の感情。
など、その時期の記憶そのものが夢に使われている可能性もあります。
最近、似た人間関係や出来事があったことで、昔の記憶が呼び起こされたのかもしれません。
夢に出た=復縁したい、という意味ではありません。
上司や先生に追われる夢|評価や期待へのプレッシャー
上司。
先生。
指導する立場の人。
こうした人物に追われる夢では、評価・責任・「ちゃんとしなければ」という気持ちが候補になります。
仕事で結果を求められている。
新しい役割を任された。
失敗したくない。
という時期なら、この解釈が比較的しっくりくるでしょう。
ただし、その人物自身が怖い場合には、もっと直接的にその人との関係が夢に影響している可能性もあります。
大勢の人に追われる夢|周囲の目や多数の要求
ひとりではなく、大勢の人から逃げている。
この夢は一般的に、周囲からの期待・人の目・いくつもの要求と結びつけて考えることがあります。
いろいろな人から連絡が来る。
複数の仕事を抱えている。
周囲に合わせなければならない。
そんな状態なら、「多くのものが一度に自分へ向かってくる」という夢の感覚と重なるかもしれません。
また、人前に出ることへの緊張や、集団の中で注目される不安として読むこともできます。
動物に追われる夢|恐怖・強い感情・その動物への印象
犬。
熊。
蛇。
ライオン。
動物に追われる夢では、その動物に自分がどんなイメージを持っているかが重要です。
たとえば熊を「圧倒的に強くて怖いもの」と感じるなら、
自分では対処しにくい問題。
大きなプレッシャー。
と結びつけることができます。
犬が苦手な人なら、もっと直接的な恐怖が夢に出ている可能性もあります。
夢占いでは動物ごとにさまざまな象徴的意味がありますが、「蛇だから必ずこの心理」のように固定的に考える必要はありません。
怪物・化け物に追われる夢|正体のわからない強い不安
現実には存在しない怪物。
怖い姿をした何か。
こうしたものに追われる夢では、自分でもうまく説明できない強い不安や怖さという読み方があります。
「何が原因かわからないけれど、とにかく怖い」
という状態です。
また、
映画。
ゲーム。
物語。
などで見たイメージが夢に使われている可能性もあります。
怪物が夢に出たこと自体に、必ず深い心理的意味があるわけではありません。
何かわからないものに追われる夢|漠然とした焦り
姿が見えない。
でも何かが後ろから来る。
何に追われているのかわからない。
この夢は、原因を特定できない焦りや不安と結びつけて考えやすいものです。
仕事も少し気になる。
将来も気になる。
人間関係にも引っかかることがある。
でも、「これが原因」とは言えない。
そんな状態なら、正体のない追跡者という形がしっくりくる場合があります。
車に追われる夢|物事の速さや圧力
車が後ろから迫ってくる。
逃げても追いつかれそうになる。
車は人より速いため、物事の進む速さに追いつけない感覚と結びつけて考えることがあります。
仕事の展開が速い。
次々予定が入る。
判断を急かされる。
そんな状況なら、この意味が近いかもしれません。
ただし、最近車を運転したり交通事故の映像を見たりした場合には、その記憶の影響も考えられます。
殺されそうになって追われる夢|強い恐怖や追い詰められる感覚
相手が自分を殺そうとしている。
捕まったら終わりだと思って必死に逃げる。
非常に怖い夢です。
一般的には、強いプレッシャー・追い詰められる感覚・「絶対に失敗したくない」という恐怖と結びつけて考えることがあります。
ただし、
この夢を見た=現実で危険が迫っている
という意味ではありません。
夢では脅威的な出来事がしばしば現れます。現実の脅威経験と夢の脅威との関連を検討した研究や理論もありますが、夢の機能についてはまだ議論が続いています。
怖さが強かったこと自体を、まず夢として受け止めてよいでしょう。
追われて走る夢|焦りと「何とか逃れたい」気持ち
追われる夢では、走って逃げることが多いでしょう。
一般的には、現状から早く抜け出したい・少しでも距離を取りたいという読み方ができます。
必死に走っていたなら、焦りや余裕のなさ。
速く走れていたなら、自分なりに対処できている感覚。
どれだけ走っても距離が縮まるなら、「頑張っても問題から離れられない」というもどかしさとして読むこともできます。
逃げようとしても足が動かない夢|動きたいのに動けないもどかしさ
逃げなければならない。
でも足が重い。
走ろうとしても前へ進まない。
追われる夢ではよくある場面です。
象徴的には、何とかしたいのに行動できない感覚と結びつけて考えることができます。
やることはわかっている。
でも時間がない。
言いたいことがある。
でも言えない。
離れたい。
でも簡単には離れられない。
そんな状態なら、この読み方が近いかもしれません。
ただし、夢の身体感覚や動作は現実と同じように成り立つとは限りません。
「走れなかった=現実でも行動力がない」という意味ではありません。
追われて隠れる夢|距離を置きたい・今は表に出たくない
物陰。
家。
部屋。
クローゼット。
どこかへ隠れて追ってくるものをやり過ごす。
こうした夢は、問題や人との距離を一度取りたい気持ちと結びつけて考えることができます。
すぐ向き合うより、
一度落ち着きたい。
今は話したくない。
考える時間がほしい。
という状態です。
隠れることを「逃避」と悪く考える必要はありません。
現実でも、距離を置いて考えることが必要な場面はあります。
隠れても見つかる夢|避けても気になり続ける
せっかく隠れたのに見つかる。
別の場所へ逃げても、また追ってくる。
この場合は、距離を置こうとしても、頭から離れないことと結びつけて考えられます。
仕事を終えても考えてしまう。
休日でも気になる。
避けようとしても思い出す。
という状態なら、少し重なるでしょう。
ただし、夢が「今すぐ向き合え」と命令しているわけではありません。
自分の中でそれだけ気になっているテーマがあるかもしれない、という候補です。
追われて逃げ切る夢|問題から距離を取れる感覚
追ってくる相手から逃げ切る。
安全な場所へたどり着く。
一般的な夢占いでは、問題の解決・不安から抜けることなど、比較的良い意味で解釈されることがあります。
現実でも、
難しい仕事が終わった。
気になっていた問題に目処がついた。
距離を置きたい相手と少し離れられた。
という時期なら、この読み方が近いかもしれません。
一方、現実ではまだ何も解決していない場合には、「早くこの状態から抜け出したい」という願望として見ることもできます。
夢で逃げ切ったから、現実の問題も近いうちに解決するという予言ではありません。
追われて捕まる夢|避けていたことと向き合う場面
逃げ続けていたけれど、最後には捕まる。
怖い夢ですが、「悪い意味」だけではありません。
一般的には、もう避けられないこと・向き合わなければならない状況と結びつけて考えることがあります。
締め切りが来た。
決断の日になった。
話し合いをすることになった。
という状態です。
また、捕まったあと、「思っていたほど怖くなかった」という夢なら、実際に向き合ってみると、想像ほど大変ではないかもしれないという読み方もできます。
捕まったあと助かる夢|怖い状況を乗り越える感覚
捕まった。
でも誰かに助けられた。
逃げることができた。
そんな夢なら、問題があっても支えがある感覚と結びつけて考えることができます。
現実でも、
相談できる人がいる。
誰かが手伝ってくれた。
自分ひとりで抱えなくてよくなった。
ということがあるなら、この意味が近いかもしれません。
追ってくる相手に立ち向かう夢|避けるより向き合おうとしている
途中まで逃げていたけれど、
立ち止まる。
振り返る。
相手と戦う。
こうした夢は、避けるのではなく、問題へ向き合おうとする気持ちと結びつけて考えることがあります。
最近、
言いたいことを伝えた。
問題について話し合おうと決めた。
決断する覚悟ができた。
という状況なら、この読み方が近いかもしれません。
ただし、「立ち向かう夢=問題が解決する」という未来予測ではありません。
夢の中で、自分の反応が「逃げる」から「向き合う」へ変わったことをひとつのヒントとして見る程度がよいでしょう。
追ってくる相手と仲良くなる夢|怖いと思っていたものへの見方が変わる
追ってきた相手と話す。
敵だと思っていたのに仲良くなる。
少し変わった夢ですが、怖いと思っていたものへの捉え方が変わるという読み方ができます。
実際に話してみたら大丈夫だった。
難しいと思っていた仕事に慣れてきた。
嫌だと思っていた変化を受け入れられるようになった。
そんな状況があるなら、夢の変化と重なるかもしれません。
誰かと一緒に逃げる夢|同じプレッシャーや問題を共有している
友人。
恋人。
家族。
同僚。
誰かと一緒に追われている夢なら、その人と共有している状況や問題が候補になります。
同じ仕事をしている。
一緒に何かを心配している。
同じ変化に直面している。
という場合です。
一緒に協力して逃げていたなら、「この人となら対処できる」という安心感として読むこともできます。
自分ではなく誰かが追われている夢|その人への心配や自分を重ねている
自分は逃げていない。
でも知っている人が追われている。
この場合、その人への心配として読むことがあります。
最近大変そう。
忙しそう。
何か悩んでいそう。
という印象があるなら、その可能性があります。
また、その人物に自分自身を重ねて、「自分だったら怖い」という感覚を夢の中で見ているケースも考えられます。
夢だけから、その人に本当に問題があると判断する必要はありません。
追われるのに怖くない夢|刺激・ゲーム感覚・好奇心
追われている。
でも怖くない。
むしろ楽しい。
ゲームのように逃げている。
この場合、「追われる=プレッシャー」という一般的な意味を無理に当てはめる必要はありません。
刺激を楽しんでいる。
競争を楽しんでいる。
難しいことに挑戦することが面白い。
という読み方もできます。
特に追いかけっこのような夢なら、単純に遊びの記憶やゲームの影響である可能性もあります。
追われる夢では、追われていた事実以上に、怖かったかどうかが大切なポイントになります。
追われる夢は「悪いことの前触れ」?
追われる夢は怖いため、「何か悪いことが起きるのでは」と心配になることがあります。
ただし、追われる夢から将来の事件や不幸を予測できることが科学的に確認されているわけではありません。
夢研究では、覚醒時の経験や心理状態と夢内容との連続性が支持されています。
また2024年の研究では、覚醒時のネガティブな対人関係に関する経験と「追われる夢」との関連も報告されました。
ですから、「これから悪いことが起こる?」ではなく、「最近、自分は何に追われているように感じている?」と現在の生活へ目を向けるほうが、ひとつの現実的な読み方です。
追われる夢を何度も見るのはなぜ?
何度も追われる。
毎回違う相手だけれど、いつも逃げている。
同じ相手に繰り返し追われる。
そんな場合には、繰り返し感じているプレッシャーや気がかりがないかを見ることができます。
たとえば、
仕事が忙しくなると見る。
締め切り前に増える。
特定の人と会ったあとに見る。
という自分なりの傾向が見つかることもあります。
夢研究では、現実の心理状態と夢内容との一定の連続性が支持されていますが、夢の機能についてはまだ確定していません。
そのため、「何を伝えようとしている?」と考えるだけではなく、「この夢を見るのは、どんな時期が多い?」と振り返るのがおすすめです。
追われる夢の意味を絞る4つのポイント
まず見るのは、誰・何に追われていたかです。
知らない人なら漠然とした不安。
知人ならその人との関係や期待。
大勢なら複数の要求や周囲の目。
動物や怪物なら、その存在に感じる怖さ。
というように、大まかなテーマを考えることができます。
次に、なぜ逃げていたと思ったか。
捕まりたくなかった。
怒られると思った。
危害を加えられそうだった。
次に、なぜ逃げていたと思ったか。
捕まりたくなかった。
怒られると思った。
危害を加えられそうだった。
ここを見ると、「何を怖がっている夢なのか」が少し具体的になります。
三つ目は、最後にどうなったかです。
逃げ切る。
捕まる。
隠れる。
立ち向かう。
追ってきた相手と話す。
結末によって、「距離を取りたい」「向き合おうとしている」など、意味の候補が変わります。
そして最後に、本当に怖かったかを確認します。
怖かったのであれば、プレッシャーや不安という基本解釈が比較的当てはまりやすくなります。
楽しかったのであれば、刺激や挑戦という別の読み方を考えてください。
まとめ|追われる夢は「プレッシャーや避けたいこと」が基本。でも、誰に追われたかで意味は変わる
追われる夢は一般的に、プレッシャー・不安・焦り・避けたいこと・追い詰められている感覚などと結びつけて考えられます。
知らない人に追われていたなら、原因のはっきりしない不安。
知っている人なら、その人との関係や感じている期待。
大勢なら、複数の要求や周囲の目。
何かわからないものなら、漠然とした焦り。
という読み方があります。
さらに、
逃げ切ったなら、問題から距離を取ること。
隠れていたなら、一度離れたい気持ち。
捕まったなら、避けていたことと向き合う場面。
途中で立ち向かったなら、逃げるだけではなく向き合おうとする気持ち。
というように、夢の結末まで見ることで意味を絞ることができます。
そして、追われる夢については実際の研究でも興味深い結果があります。
2024年の研究では、覚醒時のネガティブな対人関係の経験と、追われる夢との関連が報告されました。ただし、これは追われる夢に唯一の意味があることを示したものではありません。
また、夢全般についても、覚醒時の心理状態との連続性は支持されている一方で、夢の機能については現在も議論が続いています。
そのため、「追われる夢を見たから悪いことが起こる」と考える必要はありません。
まず一般的な意味として、「何かにプレッシャーを感じている、または距離を置きたいものがある」を候補にする。
そのうえで、
誰に追われていたか。
何が怖かったか。
どう逃げたか。
最後にどうなったか。
を重ねてみる。
すると、
「自分の場合は、仕事の焦りに近いかもしれない」
「この人との関係を少し負担に感じていたのかもしれない」
など、自分の夢に近い読み方を探しやすくなります。
一般的な意味を答えとして知りつつ、それだけを唯一の正解にはしない。
追われる夢も、いくつかの可能性から考えてみてください。

